
知っておくべき不動産業界でのステップアッププラン
就職や転職を検討する場合、給与や労働条件などたくさんのことを考えなければなりません。その時、ついつい忘れがちになってしまうのが、その業界での自分の将来像のイメージを考えることです。最初にもらえる給料の額や勤務時間などを確認することは間違いなく最重要事項です。でも、その業界で10年後、20年後に時分がどのようにステップアップしていくことができるかを知ることも同じぐらい大切です。不動産業界に進んだ場合に開けるかもしれない未来について知っておきましょう。
☆まずは仲介のプロフェッショナルを目指そう
一口に不動産業界と言っても会社により中心となる業務は異なります。自社で土地を買って一戸建てやマンションなどを建てて売却・賃貸している会社もあれば、不動産の管理会社として有名なところもあります。あるいは、大手の金融機関や建設会社との共同事業で大がかりな街の再開発などを手掛けている会社もあったりします。
しかし、不動産業と聞いて、誰もが真っ先に思い浮かべるのは、やはり不動産仲介の仕事ではないでしょうか。不動産仲介は、主に売り主・貸し主との間で代理・媒介契約を結んで買い主・借り主を探す仕事です。仲介業では、売買や賃貸契約を行う双方の間で希望条件を調整する交渉力を身に着けることが必要とされます。また、新築物件の売買なら建築確認や開発許可といった不動産業に関連する法手続きを学ぶこともできます。さらには、住宅ローンや火災保険などについての実務にも自然と詳しくなります。そのように、まず、仲介業を通して、不動産のプロに必要な知識と能力を磨くことが不動産業界における最初のステップと考えられています。
☆起業を目指すのはok!でも焦るのはNG
不動産業界の特徴の1つとして、若くして独立起業する人の割合が他の業界より高い傾向にあるということが挙げられます。他の業界では、新しく会社を興そうとした場合、生産設備などに高額の費用がかかる場合があります。それに対して、不動産仲介業の中心は人脈と情報であり、その気になれば、小さなオフィスと電話だけで始めることも不可能ではありません。そのため、あまり資金を持っていない若い人でも始めやすくなっている部分があります。しかし、独立することと成功することは別の問題です。十分な経験を積まず、しっかりとした計画もなしに独立を急げば、当然それだけ成功率が低くなってしまいます。最終的に独立起業を目指すとしても、まずは、しっかりと社内で実績を挙げ、必要な人脈を築くことが大切となります。
☆小さく独立?大きなチームプレイ?自分の適性を見極めよう
誰でも一度は独立起業を夢見ることがあると思います。その夢を実現するために不動産業界を志望する人もいます。しかし、独立することだけが不動産業界におけるステップアップではありません。広大な用地を買収してテーマパークを作ることに関係する仕事や、1つの街を生まれ変わらせる再開発事業などは、規模の大きな会社でなければ困難です。実際、その気になれば十分に独立できる経験と能力を持ちながら、そういう仕事に魅力を感じて企業で働き続けているという人も少なくありません。そういったチームワークで大きな成果を挙げていく仕事からは、独立起業とは別の意味での達成感や満足感を得ることができます。
もちろん、独立した場合でも、自分の努力で会社を大きくしてそういった仕事にたずさわることもできます。また、いわゆる「町の不動産屋さん」と呼ばれる地域密着型の会社の中で、その地域の不動産のプロとしてのキャリアアップを目指すという人もいます。このように、不動産の世界には、実務経験を積んで実力を磨いた後には、たくさんの次のステップが存在しています。自分の適性を見極めながら一歩一歩着実に進んでいきましょう。
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