
失敗しない!不動産業界の転職!
転職に失敗した人の多くがその理由のトップに挙げるのは‘’下調べが不十分だった‘’ことだと言われています。例えば、海外旅行に行く場合、ガイドブックなどを買って、行き先の国について下調べをします。そうしなければ、観光も食事も楽しむことができません。転職も同じです。それまでとは全く違う世界に移るのですから、徹底的な下調べが不可欠となります。もちろん、不動産業界も例外ではありません。不動産業界への転職で失敗しないためのリアルな業界事情を学んでおきましょう。
☆チームワークよりも個人プレイ?不動産の歩合給が高い理由
社風や業務内容などによって違いはありますが、不動産の営業マンには独立心が強く個人プレイが得意な人が多く見られます。これは、不動産の仕事がお客さんと営業担当者の1対1の形で進むことが多いためです。もちろん、テレビや車などの一般の商品のセールスを行う場合もお客さんと担当者との間の人間関係は重要です。しかし、あつかう商品や契約内容そのものはおおむね決まっていますので、途中で別の者が担当を引き継ぐことは不可能ではありません。つまり、チームプレイができます。それに対して、不動産の取引は、1人1人のお客さんに、担当者だけが把握している細かい注文やこだわりがあり、途中で別の者が引き継ぐのは困難です。実際、売買の途中で担当者が変わってしまったため、それまでの注文内容の一部が後任者に伝わっておらず、契約が取りやめになってしまうことも珍しくありません。
不動産の世界においても、上司への報告・連絡・相談の重要性は他の業界と同じです。ただ、他の業界以上に個々の営業マンの力量に仕事の成否が左右される部分が大きくなる傾向があるのは確かです。一般的な不動産会社において、固定給よりも契約数に応じた歩合給の割合が高く設定されていることが多いのもそのためです。そこにやりがいを感じられるかどうかが、転職の成否を分ける最初の大きなポイントとなるでしょう。
☆実は女性中心の仕事?不動産業界についてのよくある勘違い
「不動産は男性社会」と勘違いしている人は少なくありません。確かに、法人テナント(企業の事務所や店舗の賃貸)や用地買収などの業務を中心としている会社には今でもそういう傾向のところはあります。しかし、2015年の帝国データバンクの第3回全国女性社長分析によれば、全業種の中で女性社長の割合が最も高い業界は不動産業界で16.24%となっています。
夫婦が家を買ったり借りたりする場合、物件選びにおいては、女性の意見が中心となる場合が少なくありません。つまり、一般住宅をあつかう不動産の営業マンには、女性の目線に立った物件選びができる能力が不可欠と言っても過言ではありません。実際、トップクラスの業績を挙げている営業マンの中には、女性向けのインテリア雑誌などを定期購読して常に最新の流行を学んでいる人もいます。あらかじめ自分が志望する会社の中心業務とメインとなる客層を確認し、必要な準備をしておくことも転職を成功させる大事な条件です。
☆学ぶ姿勢が不可欠!不動産業界に求められる人物像
不動産業務には民法、借地借家法、区分所有法、宅地建物取引業法、都市計画法、建築基準法など数多くの法律が係わってきます。不動産の仕事をするためには、それらに精通する必要があります。そのための最も良い方法は、宅地建物取引士という資格の勉強をすることです。宅地建物取引士は、不動産業者(宅建業者)の事務所の従業員の5人に1人以上の保有が義務付けられている資格です。この資格保有者でなければ物件の重要事項説明などもできないため、不動産業では必須の資格となっています。取得すれば、採用面接でも有利となりますので、一石二鳥にもなります。しかし、資格取得は、就職後でも可能ですし、仮に合格できたとしても、不動産に関する法律は毎年のように改正されますので、その後も常に勉強を続ける必要があります。つまり、毎年同じことを繰り返せばよいという考えでは不動産の仕事は務まりません。常に新しいことを学んで成長を続けていく姿勢こそが不動産の世界では最も重要であり、転職を成功させる不可欠の条件となるわけです。
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