下見で徹底的にチェックしよう
- 気になるお部屋が見つかったら、不動産屋さんと下見に行こう。間取り図や写真だけではわからないことはたくさんある。そこで長く暮らすことや、引っ越しにかかる費用を考えて、下見は必ずしておこう。
下見のポイント
- 1.室内
重要事項は間取り図に
書き込んでおこう一度に何件も回ると、後で判断する時に迷ってしまうかも。間取り図にメモをしておくと後で判断がしやすくなる。ガス栓・テレビ配線・コンセントなども書き込んでおくといい。 家具の配置を
イメージしてみるベッドを置いたときに、クローゼットが開かない!コンセントが挿せない!なんてことのないように。大きい家具を持っていく場合は事前にメジャーで測っておきたい。 開けられるものは
全部開けてみる扉・窓・収納の類は、とにかく一度開けてみよう。たてつけが悪かったり、思っていたより収納が狭かったり、窓の外がすぐお隣さんの窓だったり…後で気づいてももう遅い! 室内の汚れ・破損は事前に確認しておく 退室時の敷金返還を巡ってトラブルになることもあるので、きっちり確認しておきたい。事前に申し出ることで、直してもらえることもあるぞ。 室内チェックリスト □ 日当たりはいいか □ コンセントの位置・数/テレビ・電話の配線位置/ガス栓の有無 □ 壁や天井に雨漏りのシミはないか □ 押し入れなど十分な収納があるか □ 玄関の鍵の種類・数・チェーンの防犯性はどうか □ 携帯の電波は入るか □ 室内の汚れ・破損はないか □ 水周りの状態
- 2.共有部分
管理は行き届いて
いるか共有部分は掃除されているか、 チラシが空室のポストにたまったり、切れっぱなしの電球があったりしないかチェックしよう。管理費がある場合、その費用と住居の実状との兼ね合いが不当でないか一考してみるといい。 セキュリティーは
大丈夫?共有部分に人が入り込みにくい造り?インターホンはカメラ付き?宅配ロッカーは?監視カメラは?管理人は常駐?なんて言い始めたらキリがないが、やっぱり気になるセキュリティー。泥棒に窓やベランダから侵入されそうなルートはないかもチェックしておこう。 共有部分チェックリスト □ 窓・ベランダへの侵入経路 □ 集合ポスト・宅配ロッカーの有無 □ ゴミ捨て場の管理 □ 自転車置き場の有無・場所 □ 駐車場の場所 □ 住人の雰囲気
- 3.騒音や周辺環境
駅から一度歩いてみる 電灯はあるか、人通りはどうか、など実際に駅から歩いてみて治安面に不安がないか確認しよう。時間や曜日を変えて数回訪問するのがベスト。また、広告表示の駅徒歩分数は道80mを1分として一律に算出しているため、信号の多い大通り・踏切などを挟んでいる場合や、急勾配の坂がある場合、想定以上に時間がかかる場合もある。 近くのお店を確認 スーパーやコンビニ、銀行、クリーニング店などが近くにあるかを確認しておくと、引っ越してから困らない。特に帰りが夜遅くなる人や、生活リズムが不規則になりがちな人は24時間営業のお店があるか調べておきたい。 その他の周辺環境 集合住宅の中でも特にアパートは壁が薄いことが多い。お隣さんのマナーが悪かったり、周囲に道路や電車などがあったりしないか確認しておきたい。さらに、高速道路や工場・下水などがある場合、空気が悪くて窓が開けられない!なんてことも。 騒音や周辺環境チェックリスト □ 帰り道の電灯・人通りはどうか □ 実際の駅までの徒歩時間はどれくらいか □ スーパーやコンビニ、銀行、クリーニング店はあるか □ 墓地、工場・電車・道路などの騒音、下水などの異臭はないか □ 24時間営業のお店はあるか □ 街の雰囲気はどうか